神戸やまぶき財団からの助成を受けて、防災バンダナを作りました。6月から構成団体に配り始めています。

防災バンダナは聞こえない人と支援者が見て分かるように身に着ける為のものです。阪神大震災の時は、情報は音声でしか得られませんでした。避難所にいた聴覚障害者はお弁当をもらえず三日間なにも食べなかったなどの話もあります。

いざという時に役にたてるには、災害時の聴覚障害者への配慮を地域や行政に知ってもらうことが大切です。地域での防災訓練や福祉関係の行事で防災バンダナを掲示、使用するなど、積極的に活用してください。兵庫県立聴覚障害者情報センター発行の「聴覚障害者 災害支援ハンドブック」に聴覚障害者に対する支援策が載っています。皆さまもホームページからお読みください。

https://hyogocenter.jp/center/bousainet/

バンダナには、ひょうご聴障ネットの説明リーフレット、入会申込書、「バンダナを活用して下さい」文書が入っています。

ひょうご聴障ネットの会費は、聴覚障害者の作業所や施設の設備充実などの支援に使われます。ぜひ、この機会にご入会ください。