~兵庫県議会訪問~ 10月2日(月)11時から14時

毎年、聴覚障害者団体は兵庫県に予算要望をしています。予算は県議会で審議されます。予算を通すには県議会の理解が必要です。

そこで、ひょうご聴障ネットは県議会との窓口となって、(特非)兵庫盲ろう者友の会、(公社)兵庫県聴覚障害者協会、(特非)兵庫県難聴者福祉協会の要望書を持って、政党で作る県議会の会派を訪問しています。

 どのような政策を打ち出すかを取りまとめる責任者を政務調査会長と言います。今年は自由民主党、公明党、ひょうご県民連合、日本共産党の政務調査会長とお会いして、要望書の説明をしました。

昨年は、自民党で「聴覚障害者の県への要望・意見交換会」を開いていただき、盲ろう者の実態調査予算が付きました。調査の結果、10名の盲ろう者の掘り起こしがされました。盲ろう者の登録者が増えれば、通訳・介助員派遣や生活訓練のニーズが増えます。それに伴い、盲ろう者向け通訳・介助員養成事業予算、派遣費、経費・人件費、生活訓練・相談事業予算の増額の要望が出されています。

生活訓練の例として、盲ろう者友の会の平田さんが、ブレイルセンスの操作実演をしました。ブレイルセンスとは、インターネットに接続して情報を点字、音声で取得できる情報端末です。県議の皆さんに、実際に操作をしていただきました。「点字を知らないと操作ができないのですね」等の感想を頂きました。