2023年度「障害者権利条約を活かす」学習会日時:12月2日(土)13時~16時 主催:NPO法人兵庫障害者センター

 毎回、講演録が無いのが残念なので、今年はネットで記録を引き受けて参加しました。

 第一部は講師3人が、障害者権利条約に対する問題意識を述べられました。

・DPI女性障害者ネットワークの藤原久美子さんは、障害とジェンダーによる複合差別の実態を話されました。日本のジェンダーギャップ指数は2023年125位。しかも、低下しているとのことでした。

・優生保護法被害者兵庫弁護団団長の藤原精吾さんは、優生保護法裁判を起こすことにより、障害者自身が被害を訴える機会となった。また、国がこれまで行ってきた人権侵害とそれを容認してきた国民の姿を明らかにすることができた、と裁判の意義を語られました。

・NPO法人日本障害者協議会の藤井克徳さんは、障害者権利条約の世界的な意義を述べ、日本社会や政策への影響を話されました。

 第二部では3人の講師のパネルディスカッションでした。

※講演内容はネットニュースに掲載します。