2021年ひょうご聴障ネット総会 2022年5月8日(日)

2019年度、2020年度と、コロナ禍により書面総会でした。今年はようやく対面での総会を開くことができました。感染防止のため、バザーは無し、議事と事業所からの報告だけとなりました。参加者があるのかな、と心配していましたが、非会員も含めて60人の参加がありました。

総会議事後アピールがありました

・「豊岡聴覚特別支援学校と出石特別支援学校の統合計画の見直しと、教育の充実を求める署名への協力お願い」

 兵庫県は、少子化を踏まえて、集団学習の機会を確保する為に統合する。出石の現校舎に、聴覚障害と知的障害の両部門がある新校を開設する。豊岡にある寄宿舎は廃止する。スクールバスの運行範囲は豊岡市と養父市の一部に限定する。としました。

テキスト ボックス:  しかし、これでは通学できる区域が狭くなり保護者の送迎が必要になる地域が増える。区域外では各市町の教育委員会と連携し個別に対応するとしているが、「広い但馬で専門的な教育を受けることが制限される」として子どもたちの豊かな教育を守る会」を結成し、活動を始めました。

その後、斎藤兵庫県知事の視察があり準備期間が短すぎるとして統合は延期となりました。今は生徒、保護者、学校関係者、行政で「統合後の新しい学校像検討会議」を設置し新しい学校像と統合時期を検討中とのことでした。会員の皆様も機会が有れば、署名にご協力ください。

 

〇事業所からの報告

・神戸長田ふくろうの杜:聴覚障害者に関わる多機能型施設です。老人デイサービスで立つたり、座り続けることができない人を、リフトで入浴させる設備を導入しました。皮膚疾患や虐待によるあざなどのチェックにも役立っています。

・神戸平野ふくろうの樹/聴覚障害老人グループホームです。開所にあたり事業所の整備を支援いただいた。入所者の生活に必要な物なので助かりました。